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時事通信 (2015/08/11-15:48)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015081100614
「長老政治」けん制=党機関紙コラムに波紋-中国
●中国の習近平国家主席(写真左)と江沢民元国家主席(AFP=時事)
【北京時事】
中国共産党機関紙・人民日報は、政界を引退した長老指導者が政治に介入することをけん制したコラムを掲載した。
コラムは
「不在其位、不謀其政(その職になければ、政治を行うな)」
を「常態」にすべきだと主張。
習近平国家主席らは河北省の避暑地・北戴河で現在、長老も交えて夏恒例の非公式会議を開催中とされ、このタイミングでの党機関紙の文章に波紋が広がっている。
10日付の「理論面」に掲載されたコラムは
「長年、われわれの党の多くの指導幹部は引退以降、
正しく地位の変化に向き合い、
新指導部に介入・干渉せず、
度量の広さと高尚な感情を体現して
皆の尊敬を集めた」
と指摘。
その一方で
「一部の指導幹部は在職中から腹心を配置し、
院政を敷く条件をつくり、引退後も元のポストの重要問題から手を引こうとしない」
と苦言を呈した。
その上で
「こうした現象は新たな指導者を板挟みにし、
大胆かつ自由な仕事を展開できなくし、
その職場では低俗な気風が盛んになるばかりか、
派閥が乱立して人心が緩み、
正常な仕事の展開を困難にして
党組織の団結力や戦闘力を弱めてしまう」
と危機感を訴えた。
反腐敗闘争を続ける習指導部は、周永康・前党中央政法委員会書記など、江沢民元国家主席の腹心らを相次ぎ摘発。
共産党筋によると、追及を緩めない習主席らに江氏一派は強く反発し、双方の対立が深まっているとされる。
今回のコラム掲載の背景には、江氏らの動きをけん制する習氏の狙いがあるとの見方が強い。
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●中国2015!習近平の相反する3つのベクトルと失敗したリコノミクス!【柯隆】
2015/02/11 に公開
「柯隆」氏は、「鄧小平」の経済を自由化し政治は改革しないという時代は終わったと言い、一部の豊かな層と対照的な農民層の間の格差拡大と共産党の幹部の腐敗が看過できないほど進んでいると語った。
中国共産党が掲げる『中国の特色ある社会主義市場経済』という言葉に、中国の特色と社会主義と市場経済を一緒にされると良く意味がわからないといい、憲法で謳われながら「鄧小平」路線で崩れた公有制に平等主義の原則に反する格差社会に、中国は社会主義ではなく封建社会か半封建社会で民主主義や資本主義をいきなり求めても対応できないと語った。
そして、「習近平」主席が行っている、政治は「毛沢東」主義を利用し個人崇拝の毛沢東思想の復活を、経済は資本主義を、社会は民族主義とナショナリズムという相反する3つのベクトルで中長期的には不安定な社会になっていくと語った。
また、経済について、不動産バブルは金融緩和で崩壊が少し遠のいたが、「李克強」首相が目指す輸出・投資依存から消費依存へ、環境負荷の大きい産業から高度なサービス業へという構造転換であるリコノミクスは国有企業に邪魔され失敗したと語った。
引用:2015年経済見通し 2015.1.19 柯隆(富士通総研主席研究員)
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上記の引用元ネタ:
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●柯隆 富士通総研主席研究員 「2015年経済見通し」① 2015/1/19
2015/01/19 に公開
Ke Long, Senior Fellow, Fujitsu Research Institute
柯隆氏が中国経済の見通しについて、内政や国際関係の状況も踏まえて解説した。
司会 村田泰夫 日本記者クラブ企画委員
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voice repo
https://www.youtube.com/channel/UC2BZTyjyO5sQMyO37p4oRAw
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●中国共産党崩壊!革命に向かって近づく中国の現状【伊藤洋一×柯隆】
2015/04/01 に公開
「伊藤洋一」氏と「柯隆」氏の対談。「柯隆」氏は、経済成長したといってもメリットを享受していない一般国民が感じている食品の不安や環境
中国の経済について、 伊藤洋一氏と柯隆(か りゅう)氏が 語り合う動画です。
伊藤洋一氏:三井住友トラスト基礎研究所の 主席研究員で経済評
歴史を書き換える事でも有名なチャイナ、自分がやったことを他人がやったことにするのが得意技、その通りですね。
上念司(じょうねんつかさ)さんの説得力ある解説です。 おはよう寺ちゃん活動中!2014年4月7日放送
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●【石平×柯隆】中国は崩壊するか?中国に迫る危機!
2015/04/17 に公開
【石平×柯隆】中国は崩壊するか?中国に迫る危機!香港統治の失敗と国慶節前夜の晩さん会の顔ぶれ!習近平政権を鋭く読み解く!
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【中国の盛流と陰り】
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