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天津大爆発事故から国民の目をそらす目的もあるだろう。
一方、日本政府としては願ったりかかなったりの刺激になる。
中国からの反日刺激が強ければ強いほど政府にとっては好ましい状況になる。
天皇への「侵略戦争の謝罪要求」などは、日本国民にカチンとくるところであり、日本国民の中国への反感が拡大する事件である。
これらは現政府の存在感・必要感を増大させる結果になる。
中国の作用に対する反作用が、現政権の大きな柱
でもある。
中国からの作用が薄らぐと、存在感が希薄になってしまう。
これが一番現政権が嫌うところで、政府にとってはこのような刺激は中国からの援助となり、有り難いあと押しになる。
ご存知のように
日本が得意なのは常に最悪の事態を想定しての予防と対策
である。
「中国がいつか攻撃して来るかもしれない」
とういう想定は日本人を防衛対策に駆り立てる。
それが、政府にとっては嬉しいことになる。
「たとえわずかでも資源は譲らない」
という中国の大掛かりな宣伝は、
「中国はチャンスがあれば日本を狙っているという意味合い」
になる。
とすれば、政府にとってはなんとも喜ばしい応援団ということになる。
中国の恫喝が大きければ大きいほど
日本の国防予算はすべて正当化される、
という歩みをとることになる。
中国としては恫喝することで日本を縮み上がらせようとしているのだろうと思う。
しかし、過去に中国に屈したことのない日本ではこれは無意味で、逆にそれを利用されてしまうことにもなっている。
『
テレビ朝日系(ANN) 8月28日(金)0時5分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20150828-00000001-ann-int
中国海軍が兵士募集動画を公表 尖閣諸島の映像も
中国海軍が兵士を募集するための宣伝動画を公表しました。
そのなかには尖閣諸島の映像もあり、「他に譲ることは許さない」と日本を牽制(けんせい)する内容が含まれています。
今月6日に公開された動画は、空母や戦闘機などが登場し、海軍の活動を宣伝しています。
中盤には中国が領有権を主張している尖閣諸島が映し出され、「わずかな辺境の領土であっても他に譲ることは許さない」という字幕が添えられるなど、日本を牽制する内容になっています。
また、フィリピンやベトナムなどと領有権を争っている南シナ海も映っていて、「海上権益を巡る争いは続くが、たとえわずかでも資源は譲らない」と主張しています。
岸田外務大臣:
「すでに中国側に対して、外交ルートを通じて東京及び北京で抗議を行っております。
我が国の領土・領海・領空を断固として守り抜く決意で、毅然(きぜん)かつ冷静に対応していきたい」
外務省は、中国側に対して「尖閣諸島が我が国の固有の領土であるにもかかわらず、中国が動画を作り、兵員募集に使ったことは大変、遺憾だ」と抗議しました。
さらに、動画を削除するよう要求しました。
また、岸田大臣は、中国公船が領海侵入を繰り返していることについて「極めて遺憾に思っている」という認識を示しました。
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2015年8月29日(土) 9時8分
http://www.recordchina.co.jp/a117780.html
日本が海軍力を増強、
韓国メディアは「大日本帝国の大洋海軍を再建か」と懸念
=韓国ネット「韓国が追い込まれていく」
「平和を愛する日本を信じたい」
2015年8月28日、韓国・ヘラルド経済は日本が大日本帝国時代の「大洋海軍」の再建に乗り出したようだと伝えた。
日本の防衛省は来年度予算の概算要求額として、過去最大の5兆911億円を計上した。
そのうち、海上自衛隊に最も多くの資金を投資する方針。
また、中谷元防衛相は自民党の関連部会で、
「過去最大の防衛予算の理由は海の安全確保にある」
と強調した。
海上自衛隊の予算案には、
潜水艦を警戒・監視する哨戒ヘリコプター「SH60K」17機、
オスプレイ12機、
イージス艦1隻
など、最新の装備や武器の購入計画が多数盛り込まれた。
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2015年8月29日(土) 10時45分
http://www.recordchina.co.jp/a117782.html
海上自衛隊の護衛艦に「かが」と命名した日本、
「中国侵略した戦艦と同じ名前に、中国が無関心であってはならない」―中国メディア
2015年8月28日、環球網は海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「いずも」の2番艦が「かが」と命名されたことを受け、「中国人が無関心であってはならない」と題する記事を掲載した。
73年前、大日本帝国海軍の空母「加賀」はミッドウェー海戦で米軍の爆撃を受け、沈んだ。
73年後、旧日本海軍の流れをくむ海上自衛隊は護衛艦「かが」を新たに迎えた。
日本側の説明によると空母「加賀」とは無関係らしいが、右傾化の進む日本がかつての軍艦を連想させる名前を付けたことで、平和主義者の間からは日本の方向性を危ぶむ声が上がっている。
報道によると、護衛艦の名前は気象や山岳、河川、地名から付けられており、「かが」は石川県の旧国名から命名されたという。
しかし、米国による占領下で旧陸軍が徹底的に解体されたのに対し、旧海軍の“伝統”はその多くが1954年に発足した海上自衛隊に引き継がれている。
近年、日本の軍備拡張は目覚ましく、旧海軍の戦艦名を踏襲した艦船には「こんごう」「いずも」などがある。
ネット上からは
「艦船名だけで日本が再び軍国主義路線を歩むとは判断できない。
中国人が自らと結び付けて考えるべきではない」
との声が聞かれるが、これは陳腐な考えだ。
旧日本軍の戦艦名を受け継いだ海上自衛隊が示そうとしているのはかつての日本の“栄光”であり、中国の一部の人間が中国侵略の主力となった「加賀」による悲劇に無関心なのは実に嘆かわしいことだ。
われわれは現在、日本の軍事力が復活を遂げていると信じられるだけの根拠を持っている。
海自の大っぴらなやり方は、日本人の“栄光に満ちた”軍への名残を反映したものだ。
米国が放任するなか、日本の戦車はすでに動き始めている。
日本は将来、どのような道を歩むのだろうか。
われわれは「かが」が再びあの歴史を繰り返さないかどうかを見つめる必要がある。
』
【中国の盛流と陰り】
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