『
サーチナニュース 2015-08-30 14:21
http://news.searchina.net/id/1586961?page=1
中国海軍の技術力は著しく低い!
・・・法律の制約ある日本にすら及ばない=中国メディア
中国メディアの「環球網」は25日、
★.中国海軍の技術力は著しく低く、法律の制約がある日本の海上自衛隊にすら及ばない
との見方を紹介する記事を紹介した。
ロシア・メディアの「ブズグリャド」が24日付で報じたとして、内容を紹介した。
中国は遠洋海軍を建設中だが、「技術力が目に見えて不足」と主張。
目下のところ、近海を制圧できるだけで、遠洋海軍は「遠い彼方の光景」と評した。
★.中国海軍は、ロシア海軍と異なり「数量原則」に従って発展
してきたと説明し、「技術と装備の遅れを解決する手立てはない」と主張。
★.米国が中国海軍の発展を強調するのは
「米国内部の必要によるもので、中国海軍の戦闘力に対する現実的な評価ではない。
法律の制約ある(日本の)海上自衛隊すら、中国海軍よりも先進的」
などと論じた。
記事は最後の部分で、
★.「現在はロシア海軍の支持がなければ、中国海軍が世界の海洋戦略におけるプレーヤーになるのは不可能」、
「われわれ(ロシア)ですら、自らを遠洋海軍とは言っていない」
などと、論じた。
**********
◆解説◆
中国では軍事関連の記事が極めて多く発表されている。
比較的目立つのは
「自国軍への称賛」、
「日米への警戒」、
「国外からの自国軍に対する評価」
だ。
国外からの評価では、「高い評価」と「酷評」といった、極端な記事が目立つ。
上記記事は「酷評」だ。
米国で中国海軍力の脅威が強調されている理由を「(予算獲得という)米国内部の事情」と主張した。
ただし、ロシアとしては中国に兵器を売りたいという思惑があり、上記記事の主張も、現実にどこまで即したものであるかには、疑問が残る。
中露両国は20日から28日まで、北朝鮮に近いロシア領日本海沿岸で合同軍事演習を実施中だ。
上記記事は、同演習を受けて発表された。演習に際して
「ロシア側が中国軍を称賛」
と論ずる記事が多い。
』
『
サーチナニュース 2015-08-27 06:17
http://news.searchina.net/id/1586641?page=1
中国海軍は「ロシアだけが頼り」
・・・艦艇の提供から軍事演習まで=中国メディア
中国メディアの環球網は25日、極東ウラジオストク周辺で海軍による合同軍事演習を開始したことを紹介し、ロシアメディアが
「中国海軍はロシアに頼らざるを得ないのが現状」
と論じたことを伝えた。
記事は、ロシアメディアの報道を引用し、「海軍の軍事演習を必要としているのは中国」であるとし、米国は中国海軍の軍事力増強に対して懸念を示しているが、実際は「中国海軍には足りない点がまだまだ多い」と指摘した。
続けて、中国が現在、外洋海軍の保有を目指して軍事力を増強させているとし、20年後には領土問題のある海域や主導的立場を他国と争っている海域に海軍を派遣することを目指しているとしながらも、
「技術力不足であることは明白」と指摘。
また、中国海軍は現状、近海をコントロールできているに過ぎず、
中国海軍の次なる目標は近海を離れることであり、
さらに世界の各海域で作戦を展開できる外洋海軍を構築することにある
と主張した。
外洋海軍を保有するという中国の壮大な夢に対し、記事は
「唯一の盟友はロシアだけ」
と指摘し、ロシアは中国に対して艦艇を提供しているほか、極東ウラジオストク周辺で始まった合同軍事演習のように
「中国海軍に対するトレーニングも提供している」
と論じた。
一方、中国海軍が目指す方向性はロシアとは異なるとし、
「中国は“数”を重視する方針だ」
としながらも、
それでは技術力不足という問題を解決できない
と指摘。
★.米国が中国海軍の軍事力に懸念を示しているのは「国内向けに必要だから」
と指摘しつつ、
★.米国は本当の意味で中国海軍に対して懸念は抱いていない
とし、
★.「憲法による制限を受けている日本の海上自衛隊のほうが技術的には中国よりはるかに進んでいるのが現状」
と論じた。
』
サーチナニュース 2015-08-31 07:21
http://news.searchina.net/id/1586969?page=1
日本は「陸・海・空」で中国に圧倒される!
・・・西側諸国のサポートが唯一の強みだ=中国メディア
中国メディアの今日頭条は25日、集団的自衛権の行使にかかわる問題から分かるとおり、日本は憲法を改正し、理論上は戦争を発動する権利を獲得しようとしていると主張し、
日本と中国の軍事力を比較したうえで「中国のほうが圧倒的に有利だ」
と論じた。
記事は、日本が憲法を改正してしまえば、現行の憲法に規定されている「戦争を放棄する」という条項が失われることになり、日本は戦争への扉を開くことができるようになると主張。
さらに、「こうした状況下で、中国は日本との戦争が起きたらどうなるのかという点を考えざるを得ない」と主張した。
続けて、現在の日本と中国が置かれた状況は「まるで100年以上も前の日清戦争のころのようだ」と主張しつつ、当時と違うのは「現在の日本は明治維新によって開国したばかりでない点」であり、現在の中国も「腐った清王朝ではない」と主張。
中国は改革開放によって強大な国へと変貌を遂げていると主張し、経済規模で言えば中国はすでに日本を大きく上回っていると論じた。
さらに記事は、
★.日本と中国の軍事力について比較し、航空自衛隊員は約4万3000人、戦闘機は360機ほどと主張。
最新鋭の戦闘機は「F-15J」であり、200機ほど存在するとしながらも、150機ほどのF-15Jは旧型であり、導入から30年以上が経過していると指摘、「せいぜい旅客機のように飛ぶ程度」だと主張した。
一方、
★.中国空軍には1400機の作戦機があるとしたほか、
「F-15」と同じ世代の戦闘機は700機以上も存在するとし、
「規模の面では日本は到底中国に追いつけない」と主張した。
さらに、中国空軍は毎年50機以上のペースで配備された戦闘機の更新を行っていると論じた。
また、中国海軍においても、保有する各艦艇の数量は海上自衛隊を大きく上回ると主張したうえで、質の面においても日本には引けをとらないと主張。
海上および空中の双方において中国軍の実力は日本を上回っていると主張したうえで、「陸軍においては比較すること自体が日本を虐めるようなもの」とし、陸軍も圧倒的に中国軍が上回っていると主張した。
一方で記事は、日本が中国に対して唯一持つ強みとして「西側諸国のサポートが期待できること」とし、特に米国の存在は日本にとって大きいと指摘。
だが、米国は在日米軍の規模を縮小しているとし、
「仮に現在の状況のもとで日中戦争が起きれば日本は非常に不利であり、中国は非常に有利」
と主張した。
』
相当な強がりであることは確かである。
海軍は巻頭記事の通りだし、空軍はいまだエンジンを開発しきれてなくロシアものに頼っており、スクランブルすら出来ない状態にある。
陸軍は比較する必要はないだろう。
この記事はいわゆる戦意高揚の太鼓記事とみていいだろう。
『
サーチナ 8月31日(月)8時31分配信
http://news.searchina.net/id/1586973?page=1
中国の艦砲は「世界一の巨砲」
・・・フランスもロシアもかなわない!=中国メディア
中国メディアの捷訊網は27日、
「中国の艦砲の口径は世界一、フランスもロシアもかなわない」
と題する記事を配信した。
記事は、いったんは時代遅れとされた艦砲だが、現在も軍艦の代表的な装備のひとつとされていると主張。
中国の軍艦はソ連/ロシアの模倣に始まったが、「艦砲は例外」と主張。
1980年代に、フランスが開発した100ミリ単装艦砲を輸入して、模倣した
と紹介した。
当時の中国は、米国の「Mk45 5インチ砲(127ミリ)」などを選ぶこともできたが、大型艦砲を搭載できる軍艦がなかったので100ミリ砲にしたという。
輸入した艦砲は射程が1万7500メートルで、1分当たり90発の発射速度だった。
自動化のレベルも高いなど、圧倒的に高性能だった。
中国は2門を購入し、1門は護衛艦に搭載し、1門は研究のために分解した。
しかし、コピー作業は難航し、「自主制作の高性能艦砲」である「H/PJ-87」を登場させるまで16年かかった。
そしてH/PJ-87には、ソ連開発の76ミリ「AK-176」を模倣した単装砲「H/PJ-26」に比べると、発射速度が劣るなどの欠点があった。
「052C」型駆逐艦にも搭載されたが、同型艦の建造が2012年に6隻をもって終了すると、H/PJ-87の生産は終了になった。
記事は、中国はその後、130ミリ砲のH/PJ-38を登場させたと紹介。
中国の艦砲は76ミリと130ミリの2本立てに統一されたと説明した。
◆解説◆
**********
記事は触れていないが、H/PJ-38はソ連が1980年代に採用した130ミリのAK-130の技術を導入して開発した艦砲だ。
ただし、AK-130は2連装で、H/PJ-38は単装だ。
上記記事見出しで「ロシアもかなわない」とした理由は不明だ。
現在の艦砲では、大きさよりも精度や速射性が重要だ。
目的が敵艦などの撃破ではなく、ミサイルや航空機に接近された場合の「防御」のためと一変したためだ。
上記記事は、艦砲の精度比較などはしていない。
過去において「巨砲」を搭載した軍艦としては、英国が1917年に就役させた「フューリアス」がある。
同艦は主砲として18インチ(457ミリ)単装砲を2基搭載していた。
ただし、25年までに世界初の本格的空母に改装され、18インチ砲は撤去された。
日本が太平洋戦争期に登場させた大和型戦艦(大和、武蔵)は、史上最大の46センチ3連装砲を3基搭載していた。
』
サーチナ 8月31日(月)8時31分配信
http://news.searchina.net/id/1586973?page=1
中国の艦砲は「世界一の巨砲」
・・・フランスもロシアもかなわない!=中国メディア
中国メディアの捷訊網は27日、
「中国の艦砲の口径は世界一、フランスもロシアもかなわない」
と題する記事を配信した。
記事は、いったんは時代遅れとされた艦砲だが、現在も軍艦の代表的な装備のひとつとされていると主張。
中国の軍艦はソ連/ロシアの模倣に始まったが、「艦砲は例外」と主張。
1980年代に、フランスが開発した100ミリ単装艦砲を輸入して、模倣した
と紹介した。
当時の中国は、米国の「Mk45 5インチ砲(127ミリ)」などを選ぶこともできたが、大型艦砲を搭載できる軍艦がなかったので100ミリ砲にしたという。
輸入した艦砲は射程が1万7500メートルで、1分当たり90発の発射速度だった。
自動化のレベルも高いなど、圧倒的に高性能だった。
中国は2門を購入し、1門は護衛艦に搭載し、1門は研究のために分解した。
しかし、コピー作業は難航し、「自主制作の高性能艦砲」である「H/PJ-87」を登場させるまで16年かかった。
そしてH/PJ-87には、ソ連開発の76ミリ「AK-176」を模倣した単装砲「H/PJ-26」に比べると、発射速度が劣るなどの欠点があった。
「052C」型駆逐艦にも搭載されたが、同型艦の建造が2012年に6隻をもって終了すると、H/PJ-87の生産は終了になった。
記事は、中国はその後、130ミリ砲のH/PJ-38を登場させたと紹介。
中国の艦砲は76ミリと130ミリの2本立てに統一されたと説明した。
◆解説◆
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記事は触れていないが、H/PJ-38はソ連が1980年代に採用した130ミリのAK-130の技術を導入して開発した艦砲だ。
ただし、AK-130は2連装で、H/PJ-38は単装だ。
上記記事見出しで「ロシアもかなわない」とした理由は不明だ。
現在の艦砲では、大きさよりも精度や速射性が重要だ。
目的が敵艦などの撃破ではなく、ミサイルや航空機に接近された場合の「防御」のためと一変したためだ。
上記記事は、艦砲の精度比較などはしていない。
過去において「巨砲」を搭載した軍艦としては、英国が1917年に就役させた「フューリアス」がある。
同艦は主砲として18インチ(457ミリ)単装砲を2基搭載していた。
ただし、25年までに世界初の本格的空母に改装され、18インチ砲は撤去された。
日本が太平洋戦争期に登場させた大和型戦艦(大和、武蔵)は、史上最大の46センチ3連装砲を3基搭載していた。
』
【中国の盛流と陰り】