苛立っている中国、そんな雰囲気が濃厚に伝わってくる論調である。
つまり、
「なぜ、日本は強大になった中国に膝を屈っしないのか!」
といった疑問である。
だが、これは無理。
日本は過去に中国に敗れたことはない。
その経験から、中国にまるで脅威を感じていない。
日本にとって中国とは負ける相手ではない
と思っている。
『
サーチナニュース 2015-07-28 11:03
http://news.searchina.net/id/1582995?page=1
中国との「つき合い方」
・・・日本は模索するも「政治的には中国に背けない」=香港メディア
香港メディア・鳳凰網は26日、
★.日本は中国に「硬」と「軟」を織り交ぜて対応している
とし、外交バランスを取るために
★.中国も同様の姿勢で日本に対応する必要がある
とする評論記事を掲載した。
記事はまず、
★.日中関係において日本が見せる「硬」の部分について解説。
22日に日本政府が東シナ海の日中中間線付近で中国が進めるガス田開発の様子を撮影した写真などの公開を決定、中国が一方的に開発を進めていると抗議の姿勢を示したことを伝えた。
また、4日には安倍晋三首相が日本・メコン川流域国家首脳会議において「法治」と「航行の自由」を呼びかけて中国をけん制したことなどを紹介した。
その一方、
「国際的には日本は中国に対して強硬な一面を見せているものの、
それが1対1で向き合うときに中国に向けて『(和解の提案を意味する)オリーブの枝を差し出す』ことを妨げているわけではない」
と説明した。
そして、
★.日本が見せる「軟」の典型的な一面として、
中国人観光客の日本観光を大々的に推進し、「中国人を上客として扱い、至るところに『銀聯カード歓迎』の文言が書かれている」ことを挙げた。
さらに、日本の外務省が24日、副局長級の「日中経済パートナーシップ協議」を4年3カ月ぶりに北京で開催することを発表したことを伝えた。
そのうえで、日中間における「政冷経熱」の状況は日本にとって利益があると解説。
★.日本は政治的には民主主義国家として終始中国に対して優越感を持つ
一方、
★.政治的にはすでに中国から離れることができず、中国に背くことができない
とし、
★.「この矛盾のなかで、日本は中国と付かず離れずで付き合う道を模索している」
と論じた。
記事はまた、中国も「政冷経熱」の状況を使った日本をけん制することが可能であるとも主張。
環境汚染、資源不足、食品の安全といった問題を解決してきた経験を持つ日本との経済連携強化は、中国の今後の発展に有益であるとした。
そして最後に「政冷経熱」という状況で日中双方の智慧(ちえ)が試されているとし、
「中国が日本に対するうえでも、硬と軟を織り交ぜる必要があるかもしれない。
これは外交的なバランスを取る戦術の一種なのだ」
と締めくくった。
』
『
サーチナニュース 2015-07-28 08:35
http://news.searchina.net/id/1582941?page=1
中国の軍事戦略・・・「他国の侵略には反撃」=露メディア
中国メディアの新浪軍事は26日、ロシアメディアの報道を引用し、中国国務院がこのほど「中国の軍事戦略」と題する国防白書を発表したことを伝え、
★.中国は安全保障において無数の脅威に直面している
と主張したことを紹介した。
記事は、中国政府の見解として、
★.「国防白書を発表するのは、
世界各国の指導層に中国の軍事分野における戦略についての理解を与え、
中国の軍事的脅威といった懸念を打ち消すため」
と伝え、国防白書では中国の領土保全や軍事分野の発展に向けた計画に言及されたと報じた。
さらに、「中国の軍事戦略」では、中国はあらゆる国に対して「攻撃する意図」はなく、中国は覇権や領土拡張を絶対に求めないと主張していることを紹介する一方、侵略を受けた場合は反撃する権利を有していると主張していることを伝えた。
続けて、中国の専門家の見解として、
「予見できる未来において、世界大戦がぼっ発する可能性は極めて低い」
としながらも、一部の国が覇権を求め、強硬な政治によって他国に干渉し、世界の安定に脅威をもたらす可能性は存在すると主張した。
また、中国は安全保障における無数の脅威に直面していると主張したほか、
「外部からの脅威や挑戦も日増しに増えている状況である」
と論じた。
また記事は、「中国の軍事戦略」では
海洋、
宇宙、
インターネット、
核
の4分野を「重要な安全保障領域」として言及したことを紹介し、さらに海洋分野においては「中国の長期的な目標は海洋権益を守ること」であり、中国海軍の役割も「近海の保護」から「近海および遠海における全面的な安全保障」へと移行しつつあると論じた。
』
『
サーチナニュース 2015-07-28 11:07
http://news.searchina.net/id/1583005?page=1
中国が軍事的に強大になったことは事実!
・・・周辺国は認めるべき=露メディア
中国メディアの新華社は23日、ロシア通信社「スプートニク」の報道を引用し、中国が軍事的に強大になったことは事実であり、周辺国はその事実を認めるべきだと主張する専門家の言葉を伝えた。
記事は、
★.日本政府が21日にまとめた防衛白書について「中国や韓国が強く反発している」と伝え、
★.防衛白書において「中国の軍事力の増強や南シナ海などで活動を急速に拡大・活発化している」
などと懸念を示したと伝えた。
続けて、ロシアの中国専門家で、ロシア国立高等経済学院のアレキサンダー・ルギン氏の見解として
「中国が強大となったことは客観的な事実であり、中国の隣国は受け入れる必要がある」
と伝えた。
さらに、中国の軍事費は国が豊かになるにつれて増加しているが、
「安倍首相が憲法を改正しようとしている点は中国に挑発と認識されているため、
日本も中国の軍事費増大に寄与しているとも取れる」
と論じた。
一方で記事は、中国が軍事的に強大となったとしながらも、
「対外政策には何ら変化はなく、原則として中国はこれまでいかなる国の脅威にもなったことはない」
と主張。
さらに日本にとっての脅威は中国の軍事費の増大ではなく、中国人の対日感情の悪化にあると伝えた。
さらに、日本が防衛費を拡大させていることを挙げ、
「多くの国が日本で軍国主義が台頭していると認識している」
とし、日本が防衛費を拡大させることは「多くの国で過去の記憶を呼び覚ませるものである」と批判した。
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2015年8月20日(木) 4時3分
http://www.recordchina.co.jp/a116937.html
中国政府、東シナ海問題でなぜ沈黙=
「今は静かに準備をしているだけ」
「妄想だ」と中国ネットユーザー
2015年8月17日、日本英字メディア「ザ・ディプロマット」は、東シナ海問題で中国が沈黙を守っている理由について分析した。
7月16日、日本の安保法制が衆議院本会議で可決された。
1カ月が過ぎた今も中国は強い反発をみせてはいない。
本来ならば軍事演習などの報復措置をとってもおかしくないはずだ。
なぜだろうか。
いくつかの理由が考えられるが、中国版リバランスも有力な解釈となる。
東シナ海よりも南シナ海に重点を置くよう外交戦略を転換したため、日本に対する一定の譲歩も許容するようになったのではないか。
』
【中国の盛流と陰り】
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