2015年6月3日水曜日

MERSコロナウイルス感染拡大で揺れる韓国:不思議、なぜ「朴大統領退陣要求」が起こらないのか

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●TBS News i 最終更新:6月3日(水)16時31分

Wikipedia より 

MERSコロナウイルス(マーズコロナウイルス、英: Middle East respiratory syndrome coronavirus, MERS-CoV)
 中東呼吸器症候群 (Middle East respiratory syndrome, MERS) の病原体であり、SARSコロナウイルスに似たコロナウイルス(ベータ型)で、2012年にイギリスロンドンで確認された。
2015年5月30日現在の合計では、1149人感染(韓国12人を含む)、431人死亡。
感染地域は2015年5月に中国、香港、韓国に広がった。


レコードチャイナ 配信日時:2015年6月3日(水) 16時23分
http://www.recordchina.co.jp/a110576.html

MERS感染拡大で韓国社会に渦巻く政府不信と不安の声、
全国レベルで休校・休園が相次ぐ―海外メディア

 2015年6月3日、中国新聞網は海外メディアの報道を引用し、中東呼吸器症候群(MERS)の感染拡大が続く韓国で、学校や幼稚園の休校・休園が相次いでいると報じた。

 休校・休園は全国レベルで起きており、これまでに約150の学校や幼稚園がこの措置に踏み切った。
 教育当局が立ち上げたMERS対策チームはこの判断を現場に任せている。
 MERS感染者が次々と確認される中、国民の不安は高まる一方で、政府の対応能力の低さに対する強烈な不満が韓国社会に渦巻いている。



レコードチャイナ 配信日時:2015年6月3日(水) 17時36分
http://www.recordchina.co.jp/a110624.html

MERSを機に復活した、中国人の「反韓嫌韓」感情―韓国メディア

 2015年5月31日、韓国SBSは、韓国で拡大している中東呼吸器症候群(MERS)の影響で、反韓嫌韓感情が復活したと伝えた。
 韓国でMERS患者が拡大している。
 韓国当局の勧告を無視して中国広東省に渡った男性が発症したことや、感染が疑われる韓国人女性2人が香港で隔離を拒否したこと、また、そうした事態につながる韓国の管理の甘さなどに、中国から挙がる批判の声は日増しに高まっている。

 そうした世論が中国人の反韓嫌韓感情に火をつけ、中国のネット上では
 韓国人に対する蔑称「高麗棒子」
というワードがあふれている。
  報道は、
 「中韓両国は親密な関係を築いてきたが、1つの小さなことが関係を180度変えてしまうかもしれない。
 不快な『棒子』というワードを消し去るためには、われわれがまず勇気と度量を持って侮辱的な言葉をなくさなければならない」
としている。

 これについて、韓国のネットユーザーからは、
 「(中国は)SARSのときの仕返しのつもりか」
 「この状況でののしり合わないことの方が異常かもしれない。
 いま急務なのは、すべての国が一緒になって解決方法を探すことだ」
 「これは何を言われていも言い訳のしようがない。
 中国に渡った男、隔離を拒否した女2人は下劣だ」
 「逆の立場だったら、われわれは中国をたたかなかっただろうか?」
 「私たちだって中国人を口汚くののしっている。
 それに、今回の件は韓国に非がある」
などのコメントが寄せられた。

 一方、中国のネットユーザーからは、
 「韓国政府は本当に無能だよな」
 「この問題は、たとえどこの国だろうと批判すべきだ。
 感染の疑いがあることがわかってるのに、うそをついて入国したんだからな」
 「MERS感染者をわざと送り込んで、中国に助けてもらおうと企んでたように感じるのは気のせい?」
 「SARSのときは中国を批判したくせに、MERSではすべての国が協力?
 そういうことを言える勇気は誰からもらったんだ?」
などのコメントが寄せられている。

  火病の韓国にあってなぜに「朴大統領退陣デモ」が起きないのか、実に不思議だ。
 「反日大統領」というイメージが強く、デモを起こすということは「親日派」のレッテルを貼られる可能性が大きく行動できないのかもしれない 。
 この国、この大統領が満期を終了するまであと2年半の中で、どこまで零落していくのか背筋が寒くなるが、ジックリと見るに値する歴史である。


レコードチャイナ 配信日時:2015年6月5日(金) 17時54分
http://www.recordchina.co.jp/a110823.html

朴大統領の支持率が急落!MERSの余波で34%に
=韓国ネット「3.4%の間違い!」
「MERSよりも恐ろしい現実」

 2015年5月1日、韓国・聯合ニュースによると、世論調査会社・韓国ギャラップは同日、韓国で感染が拡大している中東呼吸器症候群(MERS)の影響で、朴槿恵(パク・クネ)大統領の支持率が前週比で6ポイント下落し34%を記録したと発表した。

 調査は今月2~4日に全国の成人男女1005人を対象に行われた。
 朴大統領の支持率は前回よりも6ポイント下がって34%となった。
 「不支持率は55%」で、こちらは前回調査から8ポイント上昇した。
 支持率が下がった原因として、ギャラップは「MERSに対する政府のおろそかな対応」を挙げている。

 これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「100人中34人は支持しているなんて驚きだ。
 朴大統領をクビにするべき。
 最近では小学生も国の心配をしているよ」
「国が大変な状況なのに、大統領の支持率を調べている場合か?」
「朴大統領は人類史上最もひどい指導者だ」

「朴大統領にまだ支持率があったの?」
「世論調査の信用度を調査しなければならない。
 世論調査会社が世論を作っているのではないだろうか…」
「国がひどい状態の時に、逃げるように海外へ飛び立つ指導者が朴大統領以外にいるだろうか?」

「こんな時に米国へ行っても、オバマ大統領に『MERSを解決してからまた来てください』と言われるだけだ」
「34%もの人が朴大統領を支持しているなんて!
 MERSよりも恐ろしい現実だ」
「3.4%の間違いだろ」
朴大統領はいつも何もしていないのに支持率が上がり、
 何もしていないのに支持率が下がる



JB Press 2015.6.8(月) アン・ヨンヒ
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/43974

MERSで大混乱の韓国、
日本製マスクが引っ張りだこ
またも責任逃れに終始する政府機関に呆れる国民

 6月6日土曜日の12時頃、筆者の携帯に「国民安全処」から緊急災難メッセージが入ってきた。
 開けてみると、
「MERS(マーズ=中東呼吸器症候群)の予防 
1.よく手を洗うこと、
2.せきやくしゃみの場合は口と鼻をかくす、
3.発熱、呼吸器症状の人には接触しないなど」
とあった。

 国民安全処と言うのは、セウォル号沈没事故の後、朴槿恵(パク・クネ)大統領の鶴の一声で作られた組織で、従来の安全行政府安全管理本部、消防防災庁、海洋警察庁を統合したもの。
 安全に関する国家の最高決定機関となっている。
 そんな組織から国民に向けて一斉に発せられたマーズへの対処法にしては、遅すぎるし、何とも基本的すぎて何の役にも立たない。

 韓国では5月の20日に最初のマーズ患者が確認されてから、6日現在で計50人の患者が発症し、このうち4人が死亡した。
 国民安全処よりずっと早い先月末の段階で、「カカオトーク」など、SNSではマーズに関する団体向けの警告メッセージが出回っていた。

■明洞に閑古鳥鳴く

 その内容は、
 「地方でマーズウイルス感染者が出た。
 このウイルスは感染力が強く、致死率が40%、
 有効なワクチンも治療法もなく、
 接触するだけで感染するとのこと」
だったり、某病院へは行かないようにとか、ある病院の患者数などが公開されたりといったものだった。
 正確かどうか分からない情報も紛れ込み、人々を怖がらせるのには十分だった。
 週明けには韓国がマーズ危険国に指定されたことで、韓国を訪れる観光客がめっきり減り、明洞(ミョンドン)では閑古鳥が鳴いているというニュースが流れた。

 マーズは、2012年に初めて確認されたウイルス性の感染症で、原因となるウイルスは、MERSコロナウイルスと呼ばれている。主に中東地域で患者が報告されている。
 発熱、せき、息切れなどの症状が見られ、下痢など消化器症状を伴う場合もある。
 感染しても症状が現れない人や軽症の人もいるが、高齢者や糖尿病、慢性肺疾患、免疫不全など、基礎疾患のある人は重症化する傾向にあると言われる。
 現在、ワクチンや効果的な治療法はなく、治療は症状に応じた対症療法となる。
 感染経路は、まだ正確には分かっていないが、ヒトコブラクダがMERSコロナウイルスの感染源動物の1つであると考えられている。

 現在、セウォル号と等しく、韓国政府の初動対処がいかに遅れていたかが問題になっている。
 さらに、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長が、政府とソウル市が感染者の追跡調査過程で情報の共有ができなかったと発言したことで、感染者管理の問題点などが露呈している。
 ソウル市は、6月4日
 「3次感染者と確認された35番目の患者(38)が、ソウル市内で大規模な行事に参加したにもかかわらず、政府が関連情報を提供していないと発表」、
これに対し保健福祉部は「ソウル市の主張は間違っている」とし、公開的に抗議した。

■対立する国とソウル市

 韓国の文亨杓(ムン・ヒョンピョ)保健福祉部長官は、6月5日に記者会見を開き、前日に朴ソウル市長が、福祉部がマーズの情報を共有せずにいる、と主張したことに対し
 「事実と異なる部分があるので、かえって国民の不安を増幅させる」
とした。
 さらに
 「福祉部は5月31日に該当患者に対する疫学調査を迅速に実施し、その結果を疾病管理本部・ソウル市疫学調査官などと団体情報共有SNSを通してリアルタイムで共有し、6月3日にはソウル市と実務会議も開催した」
と明かした。
 福祉部では朴市長の言動に真っ向から対立する形で、大規模な行事に対する追跡過程で逆にソウル市の協力がなかったと主張した。

 文長官は、
 「住宅組合総会(感染者が参加したと疑われている大規模行事)の参加者と関連し、隔離措置などのために該当行事の参加者リストを提出してほしいと再三言ったにもかかわらず、組合が資料提出を拒否した。
 そこでソウル市側にリストの確保協力を要請した。
 また、その組合がソウル市の要請にもかかわらず資料提出を拒否する場合は、警察力を動員して強制執行する」
と述べている。

 青瓦台(チョンワデ:大統領府)も、35番目の患者が1500人もの市民と接触したという朴市長の前日発表に対し、
 「関係している人たちの言葉がお互い食い違い、不安と混乱を増幅させている」
と懸念を表明した。
 こうした政府の発言を見るだけでも混乱の真っ只中にあることが分かる。

 そうしたなか、ソウル市内の薬局ではマスクが売り切れ、マスク関連企業の株価は一斉に上がった。
 ただ、それでもマスクをしている人は、日本で見かけるよりずっと少ない。
 どう見ても外国人の方がマスク着用率がずっと高そうである。
 そうこうしているうちに、6月6日、韓国では最初にマーズ完治者が出た。
 最初は治療法がないということで、悲観していた韓国人にとってはうれしいニュースである。
 彼女は、退院してすぐに国民に対して謝罪した。

■謝罪しつつも政府を批判

 なぜなら、彼女は最初のマーズ患者の妻だからだ。
 彼らはずっと中東に行ってきた事実を意図的に隠していたのではないかという非難を浴びてきた。
 マーズ患者第1号である彼女の夫は、バレイン駐在当時、マーズ危険国家であるサウジアラビアに業務で出張したことを明かさなかったからだ。
 彼女は、
 「こんなに拡散するとは思いもしなかった。
 すぐに治療できると思っていた。
 夫の熱が40度近くあったので気が動転していた。
 だますつもりはなかった」
と釈明した。
 しかし、彼女は
 「ウイルスを持ち込んだのは間違いだが、病院と保健当局の対処が1960年代のレベルだった」
と、政府への非難も忘れなかった。

 さて、まだしばらくマーズの危険性にさらされているなかで、先日SNSで、こんなメッセージを受信した。
 「私は保健福祉部の傘下機関である製薬関連部署で働いています。
 中東出身の専門家が教えてくれた予防方法をお教えしましょう」
 「インフルエンザなどのウイルスから身を守る最も効果的な方法は、鼻の中にワセリンを塗ることです。
 米国ではインフルエンザや鼻炎などを避けるために子供たちも鼻の穴にワセリンを塗ると言われています」
 「アレルギー原因物質やウイルスなどは、水に馴染みやすく呼吸器を通じて簡単に感染するのですが、脂溶性のワセリンは水に拡散したウイルスが体に浸透するのを防いでくれるそうです。
 マーズで不安な人はやってみてください」

 筆者が薬局へ行くと、鼻の穴の中に塗る薬を売っていた。
 実際、飛ぶように売れているらしい。

 筆者も残りわずかの日本製(薬局の人によると、マーズのウイルスを防いでくれるのは、日本製しかないとか)のマスクと鼻の穴に塗る薬を買ってきた。

 これで予防は万全だと願いたい。



レコードチャイナ 配信日時:2015年6月8日(月) 10時30分
http://www.recordchina.co.jp/a110944.html

韓国政府、MERS患者の病院名を公開するも情報に誤り、
非難集中
=韓国ネット「まるでコメディー映画」
「朴政権は無能の塊!」

 2015年6月7日、韓国・聯合ニュースによると、韓国政府が中東呼吸器症候群(MERS)の感染者が発生した病院と一時滞在した病院のリストを公表したが、一部の情報に間違いがあったことが分かった。

 韓国保健福祉部は同日、MERS感染者が発生した病院と一時滞在した病院24カ所を公表した。
 しかし、一部病院の名前と所在地に間違いがあることが発覚。
 約3時間後に再び、訂正したリストを発表した。
 韓国国内からは、MERSに対する政府のいい加減な対応を批判する声が相次いでいる。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「心の中では、『MERSに感染したくなければ、自分たちでどうにかしろ!』と言っているのだろう」
「無能、無能、無能。
 朴政権は無能の塊だ」
「何日間もかけて準備したのに、病院の名前を間違えるなんて…。
 韓国政府は公表すらまともにできないの?」

「発表するのが遅過ぎる。
 もっと早く公表していたら、感染者は現在の10分の1ほどだっただろう。
 なぜ24カ所に拡大するまで放っておいた?」
「どうしたらここまで無能になれるのか?
 本当に不思議。
 批判する時間ももったいない。
 韓国国民は今すぐ暴動を起こすべきだ」

「ただのミスではないだろう。
 絶対に意図的に行ったものだよ」
「まるでコメディー映画を見ているよう」
「いつになったらMERSの恐怖から解放される?
 風邪を引いたが、怖くて病院に行けない」
「国民の政府への信頼を取り戻そうと、病院名を公表した結果がこれ?
ため息しか出ない」



サーチナニュース 2015-06-08 10:31
http://news.searchina.net/id/1576821?page=1

世界中が「MERS」に関心するも
・・・「セウォル号の悪夢が蘇ったかのようだ」の声も=韓国メディア

 韓国メディアのハンギョレは5日、「韓国国民の関心ごと」と「世界の関心ごと」は「MERS(中東呼吸器症候群)コロナウイルス」であるにもかかわらず、パク・クネ大統領は何故こうも腰が重いのかという記事を掲載した。

 記事によると、「MERS(中東呼吸器症候群)コロナウイルス」が韓国国内で初めて確認されたのは先月20日であったにもかかわらず、パク・クネ大統領が、治療の第一戦現場であり隔離患者の治療をしているソウル市のある病院を訪れたのは17日後であったと伝えた。

 また記事は、パク・クネ大統領と韓国国民が感じる「MERS(中東呼吸器症候群)コロナウイルス」の危機感に何故こんなに大きな差があるのか、また、大統領府(青瓦台)の対応も何故腰が重く遅いのかについて言及。
 それは、パク・クネ大統領が「書面報告の原則」と「専門家中心主義」であるからだとし、パク・クネ大統領はこの「書面報告の原則」に基づき、1日午前10時に行われた首席秘書官会議で「感染者数は15名だ」と述べたのだが、実際、1日午前6時40分には保健福祉部が「感染者数は18名」と発表していたため食い違いを見せた。
 このことからも、大統領が書面しか見ていなかったということがわかると伝えた。

 加えて大統領府が、「MERS(中東呼吸器症候群)コロナウイルス」対策準備を始めようと述べた3日に、与党が党政庁協議会の開催を要求したものの、パク・クネ大統領は、「現段階では助けにならない」と拒否。
 パク・クネ大統領の考えは
 「対策準備は専門家がするもの」
 「政治家が、“MERS(中東呼吸器症候群)コロナウイルス”に対して何を知っているのか」
という「専門家中心主義」が顕著に現れたものだったと伝えた。

 韓国のこの党政庁協議会とは、本質的に民心と声を党から政府と大統領府に伝え、対策準備を要求する場なのだが、パク・クネ大統領は直接聞く声よりも、報告書を好むということであろうと伝えた。

 これらに対し、与党の国会議員は
 「“MERS(中東呼吸器症候群)コロナウイルス”の対応を見ながら、セウォル号の悪夢が蘇ったかのようだ」
とし
 「セウォル号の大惨事を経験していながらも、そのようなスタイルを変えていない大統領が、現在、MERSを経験しているにもかかわらず、そのスタイルを変えることはないだろうが、その被害を被るのは国民だ」
と述べたと報じた。

 同報道に対し、韓国のネットユーザー達は
 「後の祭りの政府」
 「多分パク・クネ大統領は最悪の大統領として記憶に残りそうだ」
 「腰が重いんじゃなくて関心がないんでしょう」
 「国民が死んでいこうがいくまいが書面の報告だけ受けるのか?」
など、批判的なコメントが多数寄せられた。

 なぜカッツとなりやすい国民の間で経済の零落が続く責任からして
 「朴大統領退陣要求」が起こらないのか、
これが実に不思議だ。
  この大統領には経済は分からない。
 大統領府で書類にサインするだけの仕事しかできない。
 あと2年半で韓国はどこまで落ちていくのだろう。 


レコードチャイナ 配信日時:2015年6月12日(金) 9時47分
http://www.recordchina.co.jp/a111274.html

MERS被害拡大、韓国人の4割超「最大の責任は朴大統領」―中国メディア

 2015年6月11日、中国・環球時報(電子版)は、中東呼吸器症候群(MERS)による被害拡大を受け、韓国国民の4割超が最大の責任は朴槿恵(パク・クネ)大統領にあると認識していると報じた。

 日本メディアが韓国・国民日報(電子版)の報道として伝えたところによると、韓国の最大野党・新政治民主連合と市民団体の委託を受けた調査会社が今月8日、19歳以上の男女1000人を対象に行った
 国民調査で、43.3%が「朴大統領の責任が最も大きい」
と回答した。

 「朴大統領や保健福祉省のトップ、副首相を含む政府関係者の責任が大きい」とする回答は75.9%に達した。



レコードチャイナ 配信日時:2015年6月8日(月) 14時4分
http://www.recordchina.co.jp/a110943.html

韓国、MERSで観光にも大打撃、
訪韓キャンセル2万人突破
=韓国ネット「情報を隠す韓国を信じられないのも当然」
「国が30年後退したみたい」

 2015年6月7日、韓国・聯合ニュースによると、韓国で感染が広がる中東呼吸器症候群(MERS)の影響で、訪韓をキャンセルした外国人観光客が2万人を超えた。

  韓国観光公社の発表によると、4日までに韓国旅行をキャンセルした外国人は2万600人、前日の1万1800人から急増した。
 4日のキャンセルを地域別に見ると、
 中国が最も多く4400人、
 次いで台湾2900人、
 日本1000人、
 東南アジア300人、
 香港200人
など。
 また、今月初めからのキャンセル数を見ると、
 1日2500人、2日4500人、3人4800人、4日8800人
と、日を追うごとにキャンセルが増えている。

 中国からの観光客を専門に扱うある旅行会社の代表は
 「1カ月50万人の中国人観光客が訪韓している」
とし、これを踏まえると
 「6月だけで訪韓をキャンセルする中国人は10万人以上に上るだろう」
と述べた。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「秘密主義でいくつかの病院の金銭的損害を避けようとしたために、結局は韓国経済全体が損害を被ることになった」
「ここでの数字よりも、韓国という国のイメージへの打撃の方が大きい」
「どうしようもない人たちが、韓国をもっと駄目にしている。
 もう期待もしない。
 選んだ国民の自業自得」

「関係者です。
 満席だった飛行機がどんどん空席になって、
 休業状態になりそう。
 まったく、創造経済とは大したもの」
「今やMERSより怖いのは、経済がめちゃくちゃになっていること」
「もう韓国のイメージが大幅に下落した。
 観光はともかく、輸出は大丈夫かな?」
「仁川(インチョン)空港があんなにがらんとしているのを、初めて見たような気がする」

「外国では、MERSが韓国発祥の呼吸器症候群だと思っているみたい」
「まるで国が30年くらい後退したみたいだ」
「一度、考えもなしに投票した結果、不道徳な指導者を選んでしまい、結局天罰を受けるんだ」
「事態が進むに連れ、大統領の弾劾を検討しなければならない」
「情報を隠す北朝鮮のような韓国を、観光客が信じられないのも当然だ」



レコードチャイナ 配信日時:2015年6月12日(金) 8時50分
http://www.recordchina.co.jp/a111206.html

MERS流行で中国人が韓国旅行をキャンセル、
6月だけで10万人に―中国メディア

 2015年6月10日、参考消息網は記事
 「流行するMERS、韓国旅行キャンセルの中国人旅行客は6月だけで10万人に」
を掲載した。

 中国紙・新京報によると、
 中国国家旅行局は中東呼吸器症候群(MERS)流行を受け、
 韓国旅行を中止するよう旅行会社に通達した。
 旅行会社の多くは韓国行きツアーの無料キャンセルを受け付け始めている。

 ある韓国系旅行会社は取材に応え、韓国旅行をキャンセルする中国人旅行客は6月だけで10万人に達すると話している。
 韓国観光公社によると、これまでに2万人以上が韓国旅行をキャンセルしており、うち85%が中国本土の旅行客だという。



2015年06月12日07時55分 [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/702/201702.html?servcode=300&sectcode=300

<MERS>「仁川空港、一日2万人の中国人が400人に減少」

  11日午後2時、京畿道(キョンギド)龍仁市(ヨンインシ)新葛洞(シンガルドン)のロッテマート。
 地下1階の新鮮食品売り場では客が50人ほどしかいなかった。
 子供を学校に送った後に買い物に来る主婦で込み合っていた数週間前とは違う状況だった。
 他のところも同じだ。ロッテマートは今月の10日間、全国の売上高が11%減った。
 中東呼吸器症候群(MERS)恐怖で人々が外出と対人接触を避けているからだ。
 高級デパートも似ている。
 Aデパートにゴルフ衣類を納品する会社の役員は
 「昨年のセウォル号事態よりはるかによくない。
 MERS事態で売上高が37%減った」
と語った。

  こうした現象は「衣食住」すべての領域に拡散している。
 この日、ソウル良才洞(ヤンジェドン)現代自動車本社付近の食堂で昼食を取ったイ・チャンヨプさん(29)は
 「普段は現代車の職員が多いため列に並んでいたが、30%以上も席が空いている」
と話した。
 誕生日パーティーの取り消しでケーキの販売も減っている。
 「パリバゲット」を運営するSPCグループのチャン・スンフン部長は
 「ケーキ販売は減少し、家に置いて食べる食パンを買っていく客が増えた」
と説明した。

  ため息は庶民の市場も例外でない。
 ソウル乙支路(ウルチロ)中部市場で高麗人参販売店を経営するチェ社長(61)は
 「終わったという言葉しか出ない」
と語った。
 35年間商売をしているが今回が最悪だという。
 チェ社長は
 「中国人観光客が主な客なのに、生活が苦しい」
と訴えた。

  MERSの空襲は航空業界も直撃している。
 韓国の航空会社の場合、この10日間に中国人乗客1万8000人が予約をキャンセルした。
 東南アジアでは約1万1000人、日本では7600人がキャンセルするなど韓国行きを避ける「伝染効果」まで出ている。
 仁川(インチョン)空港の関係者は
 「中国人訪問者が普段の一日2万人から現在は400人に減ったほど」
と懸念を表した。
 内需の目安となる自動車市場も委縮している。
 パク・ドンフン・ルノーサムスン副社長(営業本部長)は
 「客が代理店に来ないので、車を売ろうとしても売ることができない」
と吐露した。
 現代・起亜車の関係者も
 「カフェ・花屋などに開設したテーマ支店の場合、訪問客が10-20%減った」
とし
 「円安で苦しいうえ、MERS波紋まで襲った」
と述べた。

 あちこちで悲鳴が聞こえる。MERSが早期終息せず3カ月以上続けば、国内総生産(GDP)損失が最大20兆ウォン(約2兆2000億円)を超えるという分析も初めて出てきた。
 全国経済人連合会傘下の韓国経済研究院は11日、こうした内容の分析報告書を出した。
 6月までにMERS事態が落ち着けば被害額は4兆ウォン程度にとどまると予想される。
 しかし8月末まで続けば20兆ウォンに増え、年平均GDPを1.3%引き下げると予想される。
 この場合、隔離者が約2万人となり、所得損失が増え、、サービス・飲食・娯楽業種の売上高が60%以上減少するというシナリオだ。

  文化界への伝染もすでに始まった。
 ソウル慶煕大「平和の殿堂」で12、13日に予定されていた「フレンチミュージカル・ガラコンサート2015」は中止となった。
 パク・ジョンヤ、ソン・スクなど女性巨匠が出演する京畿道広州(クァンジュ)ナムハンサンソンアートホールの「第1回モノドラマフェスティバル」(12-21日)も9月に延期された。
 こうした最悪の状況を防ぐため、専門家は徹底的な防疫とともに「心理的恐怖」との戦いに積極的に取り組むべきだと述べた。

  11日には経済5団体が内需の沈没を防ぐための「経済心理戦」に乗り出した。
 全国経営者団体連合会(全経連)・大韓商工会議所・貿易協会・中小企業中央会・経営者総協会は共同声明を出し、
 「日常的な会議と行事を予定通りに進める」
と明らかにした。
 これを受け、大韓商工会議所は地方商工会議所の会員会社の活動を督励し、全国各地で予定された会議を継続する。
 中小企業中央会は伝統市場の支援など「内需活性化推進団」事業を進める。イ・ドングン大韓商工会議所副会長は
 「最近、国内の景気に寄与していた中国人観光客が減る状況で、内需の消費でも増えなければいけない」
と話した。
 檀国大のチョン・ヨンスン教授(経営学)は
 「政策金利を引き下げて解決する問題ではない。
 内需活性化のための政府の大規模な政策が必要だ」
と述べた。



サーチナニュース 2015-06-16 11:39
http://news.searchina.net/id/1577869?page=1

韓国で激減する中国人旅行客! 
人気の観光スポットでさえ人影もまばら
・・・MERSが原因=中国メディア

 中国メディアの新聞晨報は13日、MERS(中東呼吸器症候群)コロナウイルスの感染者が拡大する韓国において、仁川国際空港を利用する中国人旅行客の数が激減し、MERS発生前から1日2万人から400人にまで減少したと報じた。

 記事は、韓国メディアの報道を引用し、MERSが沈静化しない韓国では旅行業だけでなく、衣食住のあらゆる産業が深刻な影響を受けていると指摘。
  さらに、韓国済州(チェジュ)島ではMERS感染者が1人も確認されていないにもかかわらず、済州島の経済も直接的な打撃を受けていると報じた。

 続けて、済州島内で中国人旅行客に人気の高かった観光スポットでは中国人はもはや数えるほどしか見かけられない状況であることを伝え、現地では「6月初旬から中国人旅行客が激減した」との声があがっていることを紹介。
  済州島では9日までに韓国人3万5000人、外国人3万2000人あまりが旅行をキャンセルしたという。

 さらに、済州観光公社の見解として、国外でMERSが大きく報じられたことで多くの中国人旅行客が旅行をキャンセルしたと伝え、
 「観光業が経済活動の73%を占める済州島にとって、観光客がいなくなることは島の経済に壊滅的なダメージをもたらす」
と論じた。
 また、旅行で訪れる人が減るということは「航空会社にも打撃となる」と伝え、韓国のある航空会社では10日間で1万8000人の中国人旅行客がキャンセルしたと紹介し、東南アジアでは1万1000人が、日本では7600人以上がキャンセルしたと報じた。

 続けて記事は、
 韓国の内需に大きな影響を与えた旅客船沈没事故よりMERSの影響のほうがより深刻だ
と伝え、百貨店やレストランでは客が減少していることを紹介。
 さらに韓国経済研究院の発表を引用し、6月中にMERSが沈静化した場合の経済損失は4兆ウォンに達し、8月末までMERSの影響が続いた場合の損失は20兆ウォンに達し、15年の国内総生産(GDP)を1.3ポイント押し下げる見込みだと報じた。

 そのほか、韓国ではMERSに対して国民の不安も高まっており、MERSで死亡した人の多くが高齢者だったことから「韓国では免疫力を高めることに注目が高まっている」と紹介。
 ネット上ではMERS感染を予防する方法として「キムチを食べると良い」との噂が広まり、キムチの売り上げが伸びていると伝える一方、専門家からは「キムチでMERS感染を予防できるという噂には根拠はない」との指摘があると伝えた。



サーチナニュース 2015-06-15 11:59
http://news.searchina.net/id/1577710?page=1

MERS、事態が長期化すれば
・・・「韓国経済に致命的な打撃」と有識者=韓国メディア

 韓国メディアの国民日報は11日、MERS(中東呼吸器症候群)コロナウイルスの感染事態が、3ヶ月続けば、韓国国内の社会的費用は20兆ウォン(約2兆2180億円)以上になるだろうという研究結果が出たと報じた。

 記事によれば、11日、韓国経済研究院が発表した「MERS事態の経済的効果分析」という報告書の中で、
★.6月末までにMERSが終息すれば、韓国の国内総生産(GDP)の損失額は4兆425億ウォン(約4900億円)
★.7月末までに終息すれば、9兆3377億ウォン(約1兆円)、
★.8月末までかかった場合は、20兆922億ウォン(約2兆2180億円)
にまで達すると分析されたと報じた。

 また、同報告書の分析結果によれば、
★.MERSの終息が8月までかかった場合、隔離者は2万人を越えるものと見られ、感染者は648人にまで達する
とし、労働損失額が610億ウォン(約67億円)となる見込みであるほか、
★.物流やサービス業、食品、宿泊業、娯楽の需要は60%減少する
であろうと伝えた。

 続けて同報告書の分析結果は、事態は、投資と輸出にも大きな影響を与えるとし、8月末までに終息しなければ、投資は3.46%、消費は0.25%、輸出は0.39%減少するであろうと報じた。

 これらについて、韓国経済研究院のクォン・テシン院長は「今回のMERS問題が長期化すれば、韓国経済において致命的な打撃となるだろう」と述べたほか、
 「対外的にも韓国社会の過度な不安が映れば、海外の投資家や韓国の輸出競争力にも大きな影響を与える可能性がある」
とし、落ち着いた対応をしていくよう強調したと報じた。




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