『
サーチナニュース 2015-06-10 22:21
http://news.searchina.net/id/1577302?page=1
「Su-30」戦闘機事故、インドでなぜ多い?
・・・「鳥が多い」「暑いからだ」「下手だからだ」=中国メディア
中国大手ポータルサイトの新浪網は8日、インドで発生するロシア製「Su-30MKI」戦闘機が起こす事故が、中国が輸入した「Su-30MKK」より多いとして、理由を検討する記事を掲載した。
「Su-30」は旧ソ連のスホーイ設計局(現:スホーイ・カンパニー)が開発した複座多用途戦闘機だ。
初飛行は1989年。インドは輸出型の「Su-30M」を自国用仕様にした「Su-30MKI」を国内でライセンス生産。
空軍が運用している。
インド空軍は「Su-30MKI」を200機以上保有しており、最終的には272機にするという。
Su-30は「Su-27」の改良型の「Su-27PU」の量産タイプで「Su-27ファミリー」のひとつと言える。
中国は空軍だけで、ロシア製のSu-27を150機保有し、コピー及び自国側で改良した「Su-27ファミリー」229機を運用している。
また、自国向け仕様の「Su-30MKK」をロシアから輸入している。
記事はインドでは過去6年間に、事故でSu-30MKIが6機失われたと指摘。
その理由としてまず、「インドの空軍基地は大都市の近くにあり、多くの鳥が存在するから」と説明。
インドでは航空機事故のうち、鳥をエンジンに吸い込むなどで発生する「バード・ストライク」が10%程度を占めているという。
インド空軍は対策として、鳥観測を主な目的にレーダー45基の購入したという。
記事は、インドが高温高湿であることも、航空装備や滑走路に影響を与えている可能性があると主張。
さらに、機体維持のレベルや若いパイロットの技量が高くないことも、事故の原因との見方を示した。
自国の状況については
「中国人民解放軍空軍について、『解放軍の軍事航空指揮機関はパイロットに対して、厳格に安全規則を守るよう要求している』と専門家は認識している」
と紹介した。
』
『
サーチナニュース 2015-06-29 22:21
http://news.searchina.net/id/1579516?page=1
中国「Su-27」戦闘機
・・・チベットから南下してインド機と「一触即発」を紹介=中国メディア
中国メディア「中網資訊」は25日、中印が国境を巡って対立する地域で両軍戦闘機が2012年10月30日、「一触即発」の事態になったと紹介する文章を掲載した。
インドと中国は、西部のカシミール地区と、東部のアルナーチャル・プラデーシュ地区(中国名は蔵南=チベット南)で、国境線を巡り対立している。
中国側は同日午後3時ごろ、インド機がアルナーチャル・プラデーシュ地区上空で中国の実効支配地帯に接近しているのを発見。
午後3時4分にチベット自治区のコンガ軍用飛行場から「Su-27」2機を出動させた。
インド側レーダーが中国機を発見したのは、午後3時29分だった。
中国機は実効支配ラインから約30キロメートル以内には近づかなかったインド機を目視し、中国側に進入する意図がないと確認して引き上げたという。
インド側は同件で衝撃を受けた。
中国機を確認してから計2回、レーダーが中国機を見失ったからだ。
自軍機も1度、見失ったという。
インド陸軍は、中国に対抗するために山岳部隊の設立を主張していたが、インド政府は同地域における航空兵力の充実も進めることにした。
レーダーなどを含む電子監視システムや攻撃ヘリ、防空ミサイルも導入した。
成立/独立直後の中華人民共和国とインドは関係がよく、平和への理想に燃えていた。
周恩来・ネルー両首相は1954年、「領土・主権の相互尊重」、「相互不可侵」、「平和共存」などの内容を盛り込んだ平和五原則を宣言した。
ところが50年代後半になるとダライ・ラマ亡命問題や領土問題で両国関係は悪化。
1959年には中印国境紛争(戦争)が発生。
準備を整え奇襲攻撃した中国が圧勝した。
インド側は「平和五原則を踏みにじった」と激怒し、対中不信が決定的になった。
中国では90年代からの経済成長で、空軍力も向上。
長期に渡りインドを圧倒してきたと言える。
しかしインド空軍のブラン参謀長はその後になり
「中国と局地戦が発生した場合、インド空軍はどの場所であっても主導権を握れる」
と発言したという。
記事は、ブラン参謀長の発言を「狂妄」と酷評。
理由として、中国空軍の兵力がアジア最大であるだけでなく、(中国内地とチベットを結ぶ)青蔵鉄道や(新疆ウイグル自治区西部を結ぶ)ホータン鉄道の完成で、補給が困難であるインドとは状況が全く異なると強調した。
』
サーチナニュース 2015-06-10 22:21
http://news.searchina.net/id/1577302?page=1
「Su-30」戦闘機事故、インドでなぜ多い?
・・・「鳥が多い」「暑いからだ」「下手だからだ」=中国メディア
中国大手ポータルサイトの新浪網は8日、インドで発生するロシア製「Su-30MKI」戦闘機が起こす事故が、中国が輸入した「Su-30MKK」より多いとして、理由を検討する記事を掲載した。
「Su-30」は旧ソ連のスホーイ設計局(現:スホーイ・カンパニー)が開発した複座多用途戦闘機だ。
初飛行は1989年。インドは輸出型の「Su-30M」を自国用仕様にした「Su-30MKI」を国内でライセンス生産。
空軍が運用している。
インド空軍は「Su-30MKI」を200機以上保有しており、最終的には272機にするという。
Su-30は「Su-27」の改良型の「Su-27PU」の量産タイプで「Su-27ファミリー」のひとつと言える。
中国は空軍だけで、ロシア製のSu-27を150機保有し、コピー及び自国側で改良した「Su-27ファミリー」229機を運用している。
また、自国向け仕様の「Su-30MKK」をロシアから輸入している。
記事はインドでは過去6年間に、事故でSu-30MKIが6機失われたと指摘。
その理由としてまず、「インドの空軍基地は大都市の近くにあり、多くの鳥が存在するから」と説明。
インドでは航空機事故のうち、鳥をエンジンに吸い込むなどで発生する「バード・ストライク」が10%程度を占めているという。
インド空軍は対策として、鳥観測を主な目的にレーダー45基の購入したという。
記事は、インドが高温高湿であることも、航空装備や滑走路に影響を与えている可能性があると主張。
さらに、機体維持のレベルや若いパイロットの技量が高くないことも、事故の原因との見方を示した。
自国の状況については
「中国人民解放軍空軍について、『解放軍の軍事航空指揮機関はパイロットに対して、厳格に安全規則を守るよう要求している』と専門家は認識している」
と紹介した。
』
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サーチナニュース 2015-06-29 22:21
http://news.searchina.net/id/1579516?page=1
中国「Su-27」戦闘機
・・・チベットから南下してインド機と「一触即発」を紹介=中国メディア
中国メディア「中網資訊」は25日、中印が国境を巡って対立する地域で両軍戦闘機が2012年10月30日、「一触即発」の事態になったと紹介する文章を掲載した。
インドと中国は、西部のカシミール地区と、東部のアルナーチャル・プラデーシュ地区(中国名は蔵南=チベット南)で、国境線を巡り対立している。
中国側は同日午後3時ごろ、インド機がアルナーチャル・プラデーシュ地区上空で中国の実効支配地帯に接近しているのを発見。
午後3時4分にチベット自治区のコンガ軍用飛行場から「Su-27」2機を出動させた。
インド側レーダーが中国機を発見したのは、午後3時29分だった。
中国機は実効支配ラインから約30キロメートル以内には近づかなかったインド機を目視し、中国側に進入する意図がないと確認して引き上げたという。
インド側は同件で衝撃を受けた。
中国機を確認してから計2回、レーダーが中国機を見失ったからだ。
自軍機も1度、見失ったという。
インド陸軍は、中国に対抗するために山岳部隊の設立を主張していたが、インド政府は同地域における航空兵力の充実も進めることにした。
レーダーなどを含む電子監視システムや攻撃ヘリ、防空ミサイルも導入した。
成立/独立直後の中華人民共和国とインドは関係がよく、平和への理想に燃えていた。
周恩来・ネルー両首相は1954年、「領土・主権の相互尊重」、「相互不可侵」、「平和共存」などの内容を盛り込んだ平和五原則を宣言した。
ところが50年代後半になるとダライ・ラマ亡命問題や領土問題で両国関係は悪化。
1959年には中印国境紛争(戦争)が発生。
準備を整え奇襲攻撃した中国が圧勝した。
インド側は「平和五原則を踏みにじった」と激怒し、対中不信が決定的になった。
中国では90年代からの経済成長で、空軍力も向上。
長期に渡りインドを圧倒してきたと言える。
しかしインド空軍のブラン参謀長はその後になり
「中国と局地戦が発生した場合、インド空軍はどの場所であっても主導権を握れる」
と発言したという。
記事は、ブラン参謀長の発言を「狂妄」と酷評。
理由として、中国空軍の兵力がアジア最大であるだけでなく、(中国内地とチベットを結ぶ)青蔵鉄道や(新疆ウイグル自治区西部を結ぶ)ホータン鉄道の完成で、補給が困難であるインドとは状況が全く異なると強調した。
』
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サーチナニュース 2015-06-20 22:21
http://news.searchina.net/id/1578467?page=1
「F-35」戦闘機の入手は困難
・・・パキスタンは中国「J-31」を買って、インドの「ラファール」「Su-30」に対抗すべし!=中国メディア
中国の大手ポータルサイト「新浪網」は17日、
「パキスタンの『梟龍』戦闘機は、インドの『ラファール』にいかに対抗すればよいか
『J-31(殲ー31)』を購入して脅威を解決」
と題する記事を掲載した。「
梟龍(FC-1)」は中国とパキスタンが共同開発した戦闘機。
パキスタン側の呼称は「JF-17」。
インド空軍は旧宗主国の英国をはじめとする欧州機、さらに政治的なソ連接近によりソ連/ロシア機、さらに自主開発機など、さまざまな航空機を運用してきた。
現在は
★.ロシア製の「Su-30MKI」戦闘機を約250機、
★.自主開発の「テジャス」軽戦闘機を約300機、
★.仏ダッソー社の「ラファール戦闘機」100機
以上を運用している。
インド空軍は機体数で米、ロ、中に次ぐ世界第4の規模で、現在は「MiG-21」など旧型機の更新に力を入れている。
パキスタンにとってインドは「巨大な脅威」だ。
自国の人口は約1億8000万人で、インドは人口約12億人。
国内総生産(GDP)は約2400億ドル(約29兆5392億円)で、インドの約2兆ドル(約246兆円)よりもはるかに小さい。
そのため、政治や軍事で中国と「組む」ことを選択した。
両国の軍事協力の象徴のひとつがFC-1の共同開発だ。
「最初の土台」となったのはソ連のMiG-21派生型の「J-7」だった。
中国は1980年代に改良型の「超-7(スーパー7)」の開発に着手。
西側諸国は当初、文革を終了させソ連と対立する中国に好意的で、技術供与も行われる予定だった。
しかし89年の天安門事件で、西側諸国は協力を中止。
中国はパキスタン空軍が保有していた米国製の「F-16」を参考に、「FC-1」を完成させた。
初飛行は2003年だった。
しかしインド空軍が進める戦闘機の更新はパキスタンにとっては大きな脅威だ。
「新浪網」は、米国の「F-35」購入が理想と指摘。
しかし同国がインドとの対抗上、核兵器を保有することになったなどで、米国が輸出に応じることは難しい。
「新浪網」は次善の策として、中国の瀋陽飛機工業集団が開発中でステルス性も持つ「J-31」を購入することが、パキスタンにとって必要になると主張した。
』
『
サーチナニュース 2015/06/26(金) 05:52
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2015&d=0626&f=business_0626_003.shtml
中国製「JF-17」戦闘機をスリランカが購入
・・・安価で性能申し分なし=中国メディア
中国のポータルサイト「新浪網」は23日、
「スリランカはなぜ、中国・パキスタンの梟龍戦闘機を購入するのか。
ロシア機と比べ適しているから」
と題する記事を掲載した。
★.梟龍戦闘機は中パが開発した戦闘機で、
パキスタン側からもたらされた「F-16」を参考に、主に中国が開発したとされる。
中国側の型番は「FC-1」で愛称は「梟龍」、
パキスタンでは「JF-17/サンダー」と呼ばれる。
スリランカ空軍はJF-17の24機購入を決めたとされる。
これまでは
ロシア製の「Mig-27」、同23、29、21、
中国製の「J-7」、
イスラエル製の「クフィル」
を運用してきた。
旧型機をJF-17に交換するという。
スリランカは面積約6万5000平方キロメートルで、北海道よりも小さい。
人口は約2000万人。
新浪網は、規模の小さな国が西側とロシアという異なる系統の戦闘機を維持すれば、負担が極めて大きくなると指摘した。
同国はまず、高価な西側戦闘機の保有を断念。
さらにロシア製と比較した上で、中国製のJF-17が安価で性能も申し分ないとして、導入を決めたと考えられるという。
引き渡しは2017年との見込みとされる。
**********
◆解説◆
南アジアの「緊張の火種」になっているのは中印の対立だ。
きっかけはインドによるダライ・ラマ14世の亡命受け入れや領土問題だった。
1962年には中国軍が奇襲して圧勝した中印国境紛争も発生した。
インドの対中不信は決定的になった。
中国はインドと対立するパキスタンと極めて親密な関係を構築した。
「梟龍」開発は、そのシンボルのひとつだ。
スリランカは印パの対立とは距離を置いている。
しかしラジャパクサ前大統領(任期05-15年1月9日)は中国に急接近。
中国の支援で大規模なインフラ建設を行い、中国の原潜にとって国外初となる、
同国への寄港も認めた。
しかし、ラジャパクサ前大統領は15年1月、大統領選に敗北。
憲法を修正してそれまで禁止されていた三選を目指したが、強権、独占、インフラ建設などに伴う腐敗が批判されたためだった。
当選したシリセーナ大統領は中国と距離を置き、インドに接近する外交方針を示している。
現在のインドとスリランカに特に大きな対立事項がないことから、「梟龍」戦闘機の導入も「特にインドを刺激する心配はない」との判断によると考えられる。
』
【中国の盛流と陰り】
_
サーチナニュース 2015-06-20 22:21
http://news.searchina.net/id/1578467?page=1
「F-35」戦闘機の入手は困難
・・・パキスタンは中国「J-31」を買って、インドの「ラファール」「Su-30」に対抗すべし!=中国メディア
中国の大手ポータルサイト「新浪網」は17日、
「パキスタンの『梟龍』戦闘機は、インドの『ラファール』にいかに対抗すればよいか
『J-31(殲ー31)』を購入して脅威を解決」
と題する記事を掲載した。「
梟龍(FC-1)」は中国とパキスタンが共同開発した戦闘機。
パキスタン側の呼称は「JF-17」。
インド空軍は旧宗主国の英国をはじめとする欧州機、さらに政治的なソ連接近によりソ連/ロシア機、さらに自主開発機など、さまざまな航空機を運用してきた。
現在は
★.ロシア製の「Su-30MKI」戦闘機を約250機、
★.自主開発の「テジャス」軽戦闘機を約300機、
★.仏ダッソー社の「ラファール戦闘機」100機
以上を運用している。
インド空軍は機体数で米、ロ、中に次ぐ世界第4の規模で、現在は「MiG-21」など旧型機の更新に力を入れている。
パキスタンにとってインドは「巨大な脅威」だ。
自国の人口は約1億8000万人で、インドは人口約12億人。
国内総生産(GDP)は約2400億ドル(約29兆5392億円)で、インドの約2兆ドル(約246兆円)よりもはるかに小さい。
そのため、政治や軍事で中国と「組む」ことを選択した。
両国の軍事協力の象徴のひとつがFC-1の共同開発だ。
「最初の土台」となったのはソ連のMiG-21派生型の「J-7」だった。
中国は1980年代に改良型の「超-7(スーパー7)」の開発に着手。
西側諸国は当初、文革を終了させソ連と対立する中国に好意的で、技術供与も行われる予定だった。
しかし89年の天安門事件で、西側諸国は協力を中止。
中国はパキスタン空軍が保有していた米国製の「F-16」を参考に、「FC-1」を完成させた。
初飛行は2003年だった。
しかしインド空軍が進める戦闘機の更新はパキスタンにとっては大きな脅威だ。
「新浪網」は、米国の「F-35」購入が理想と指摘。
しかし同国がインドとの対抗上、核兵器を保有することになったなどで、米国が輸出に応じることは難しい。
「新浪網」は次善の策として、中国の瀋陽飛機工業集団が開発中でステルス性も持つ「J-31」を購入することが、パキスタンにとって必要になると主張した。
』
『
サーチナニュース 2015/06/26(金) 05:52
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2015&d=0626&f=business_0626_003.shtml
中国製「JF-17」戦闘機をスリランカが購入
・・・安価で性能申し分なし=中国メディア
中国のポータルサイト「新浪網」は23日、
「スリランカはなぜ、中国・パキスタンの梟龍戦闘機を購入するのか。
ロシア機と比べ適しているから」
と題する記事を掲載した。
★.梟龍戦闘機は中パが開発した戦闘機で、
パキスタン側からもたらされた「F-16」を参考に、主に中国が開発したとされる。
中国側の型番は「FC-1」で愛称は「梟龍」、
パキスタンでは「JF-17/サンダー」と呼ばれる。
スリランカ空軍はJF-17の24機購入を決めたとされる。
これまでは
ロシア製の「Mig-27」、同23、29、21、
中国製の「J-7」、
イスラエル製の「クフィル」
を運用してきた。
旧型機をJF-17に交換するという。
スリランカは面積約6万5000平方キロメートルで、北海道よりも小さい。
人口は約2000万人。
新浪網は、規模の小さな国が西側とロシアという異なる系統の戦闘機を維持すれば、負担が極めて大きくなると指摘した。
同国はまず、高価な西側戦闘機の保有を断念。
さらにロシア製と比較した上で、中国製のJF-17が安価で性能も申し分ないとして、導入を決めたと考えられるという。
引き渡しは2017年との見込みとされる。
**********
◆解説◆
南アジアの「緊張の火種」になっているのは中印の対立だ。
きっかけはインドによるダライ・ラマ14世の亡命受け入れや領土問題だった。
1962年には中国軍が奇襲して圧勝した中印国境紛争も発生した。
インドの対中不信は決定的になった。
中国はインドと対立するパキスタンと極めて親密な関係を構築した。
「梟龍」開発は、そのシンボルのひとつだ。
スリランカは印パの対立とは距離を置いている。
しかしラジャパクサ前大統領(任期05-15年1月9日)は中国に急接近。
中国の支援で大規模なインフラ建設を行い、中国の原潜にとって国外初となる、
同国への寄港も認めた。
しかし、ラジャパクサ前大統領は15年1月、大統領選に敗北。
憲法を修正してそれまで禁止されていた三選を目指したが、強権、独占、インフラ建設などに伴う腐敗が批判されたためだった。
当選したシリセーナ大統領は中国と距離を置き、インドに接近する外交方針を示している。
現在のインドとスリランカに特に大きな対立事項がないことから、「梟龍」戦闘機の導入も「特にインドを刺激する心配はない」との判断によると考えられる。
』
『
ニューズウイーク 2015年7月28日(火)17時31分
ミシェル・フロルクルス
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/07/post-3802.php
中国の動きをにらみインドが海軍増強
インドの軍拡は「インド洋は渡さない」という決意表明
●急ピッチ 27年までに艦艇数を倍以上にする計画 Danish Siddiqui-REUTERS
インドが海軍力の飛躍的な増強を打ち出した。
保有する艦艇数を27年までに200隻も増やすという。
現状は137隻だから、実に2倍以上になる。
P・ムルゲサン海軍中将は地元紙に対し
「新たな原子力潜水艦6隻の導入には、既に政府の許可が出た」
と語り、3つの艦隊に各1隻ずつの空母を追加する計画も明らかにした。
現在、インド国内の造船所が建造できる軍艦は年に4~5隻程度だ。
自力で200隻の目標を達成するのは不可能に近い。
そうであれば外国から調達するしかなく、南アジアの大国インドが、遠からず世界屈指の武器輸入国となるのは必至だ。
かつてのインドはもっぱらロシアから武器を買っていたが、近年ではアメリカもインドへの武器輸出を増やしている。
なぜインドは海軍力の増強を急ぐのか。
急速に軍備を拡大している中国に対抗するため、というのが大方の見方だ。
南シナ海で強引に制海権を握ろうとする中国に対しては周辺諸国が神経をとがらせているが、インドにも大国の意地がある。
原潜も空母も「インド洋は渡さない」という決意表明だ。
』
ニューズウイーク 2015年7月28日(火)17時31分
ミシェル・フロルクルス
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/07/post-3802.php
中国の動きをにらみインドが海軍増強
インドの軍拡は「インド洋は渡さない」という決意表明
●急ピッチ 27年までに艦艇数を倍以上にする計画 Danish Siddiqui-REUTERS
インドが海軍力の飛躍的な増強を打ち出した。
保有する艦艇数を27年までに200隻も増やすという。
現状は137隻だから、実に2倍以上になる。
P・ムルゲサン海軍中将は地元紙に対し
「新たな原子力潜水艦6隻の導入には、既に政府の許可が出た」
と語り、3つの艦隊に各1隻ずつの空母を追加する計画も明らかにした。
現在、インド国内の造船所が建造できる軍艦は年に4~5隻程度だ。
自力で200隻の目標を達成するのは不可能に近い。
そうであれば外国から調達するしかなく、南アジアの大国インドが、遠からず世界屈指の武器輸入国となるのは必至だ。
かつてのインドはもっぱらロシアから武器を買っていたが、近年ではアメリカもインドへの武器輸出を増やしている。
なぜインドは海軍力の増強を急ぐのか。
急速に軍備を拡大している中国に対抗するため、というのが大方の見方だ。
南シナ海で強引に制海権を握ろうとする中国に対しては周辺諸国が神経をとがらせているが、インドにも大国の意地がある。
原潜も空母も「インド洋は渡さない」という決意表明だ。
』
【中国の盛流と陰り】